これは、天の使い“キャンディー・フライ”と、小鳥の“Chi-(チー)”のお話。
キャンディー・フライ、ちょっと聞いて。なんか不思議なことがあって‥
どーした?
今日2つの予定があったんです。「ことり会議」と「ことり病院での健診」です。
ほう。
Chi-:で、午前中はことり会議へ、午後はことり病院に行ったんです。そしたら両方の場所で「Chi-さん、時間まちがえてますよ」って言われて、すぐ帰ってきたんです。
1日に2回も同じことが‥
キャ:それって‥ 、Chi-がただドジったってことでは?
Chi-:まぁ、確かにそうなんですけど‥。
ことり会議は、かなりのイレギュラな時間変更で仲間たちも間違えていましたし、
ことり健診は、なぜか1ヶ月先の予約になっていて‥
誰のせいとかではなくて、こんな珍しいことが1日に2回も連続で起こるなんて不思議だなぁって。なにか天からのお告げかなって。
キャ:なるほど、それは不思議だねぇ。シンクロニシティーかもね。
Chi-:シンクロニシティー?
キャ:そうそう。
何か気になることや、珍しいことが2回、3回と重なるとこをシンクロニシティーっていうんだ。「なぜか最近ピンクの小鳥をよく見るなぁ・・」とか。
なんかのメッセージかもしれないね。
Chi-:キャンディー・フライは天の使いだから、どういう意味かわかるんじゃないの?
キャ:わかるっちゃーわかるけど、言わない。
Chi-:えー、教えてよ〜!
キャ:こーゆーことは自分で考えるのが大事なのよ。考えてみ。共通点は?
Chi-:うーーん‥。行ってみたら、そこにはなかった。的な?
キャ:そやね、いい感じ。他には?
Chi-:あとは‥、2つの予定がパッと消えたから時間ができた。その時間で将来のこと考えたり、新しいこと始めたり、今日は色々できたなぁ。
キャ:そうそう、それだよ!今日は未来につながる貴重な時間をプレゼントされたんだよ!
Chi-:えー!そうだったの!?
キャ:ほら、自分で答えがわかったでしょ。不思議なことが起きたら「これはどーゆーメッセージなんだろう?」って考えると面白いよ。前に進むヒントになってることが多いから。
へぇ、そうなんだぁ。シンクロニシティーかぁ。いいことを知ったなぁ。ありがとう、キャンディー・フライ!
(ニヤ。)
作・ぱっこらい
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